実際の治療例

叢生(そうせい)

叢生とは歯と歯が重なってがたがたになっている歯並びのことです。
重なりが多いと食べ物がはさまり歯磨きが難しくなり、虫歯や歯周病の原因となります。
ケースによりますが、成人の方でも非抜歯にて治療が可能な場合もあります。
子供の場合は、成長を利用できるので、早期に拡大をはじめることによって、歯を抜かずに治せる可能性が高くなります。

非抜歯のケース / 24歳(治療期間2年3か月)

抜歯のケース / 34歳(治療期間2年8か月)

治療後は、口角の高さもそろって、素敵なスマイルになりました。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突とは出っ歯の状態の歯並びをあらわし、お口が閉じにくい、口元の突出感、などの悩みがあります。

23歳(治療期間2年10か月)

治療後は口が閉じやすくなり、横顔のラインもとてもきれいになりました。

開咬(かいこう)

開咬とは上下の歯がかみあっておらず、すき間がある状態です。
すき間があるため食べにくい、また空気がもれるためはっきりとした発音が困難です。
開咬には、舌の悪い習慣が関係していることが多いので、舌訓練を並行しておこないます。

19歳(治療期間2年10か月)

開咬には、舌の悪い習慣が関係していることが多いので、舌訓練を並行しておこないます。

部分矯正

わずかな重なりや、すき間など気になる部位だけを部分的な装置で改善します。

63歳(治療期間6か月)

下の前歯を一本抜歯して、部分矯正にて治療しました。見た目はもちろん、歯磨きがしやすくなるという大きなメリットもあります。

子供の矯正

子供の矯正はおもに二段階に分けてすすめます。
早期にスタートすることで、成長を利用できるので、小児矯正(一期治療)で終了することが可能になったり、二期治療にすすんでも抜歯をする必要がなくなるというメリットがあります。

【上顎前突ケース①】

機能装置と部分的なブラケットで、前半の小児治療(一期治療)のみで終了しました。

【上顎前突ケース②】小児治療(一期治療)8歳スタート 1年11か月 / 仕上げの治療(二期治療)14歳スタート 1年8か月

小学2年生からスタートし、治療を二段階にわけることによって、成長を利用することができ、抜歯をせずに改善することができました。

【下顎前突】小児治療(一期治療)7歳スタート 1年4か月 / 仕上げの治療(二期治療)17歳スタート 1年9か月

機能装置にて逆のかみあわせを改善し、上アゴを拡大。 / ブラケットを装着して上下のかみあわせを安定させました。

【叢生】11歳(治療期間1年10か月)

拡大装置にてアゴをひろげることによって、非抜歯にて改善することができました。