矯正治療について
矯正をお考えの方へ(矯正治療の目的)
①見た目の印象がよくなります | 歯列矯正によって歯並びを改善することによって口元が変化し、顔の印象は大きくかわります。 歯列矯正を行うことによって、歯並び・かみ合わせが正常化されて顔のバランスが良くなり、顎のラインや笑った時の口角の上がり方がすっきり整うのです。 整った口元からは知的で洗練された笑顔がこぼれます。 |
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②発音が明瞭になります | 歯と歯の間の隙間や重なり、また歯列の幅によっては舌をうまく動かすことができず、発音に歪みが生じてしまい聞き取りにくくなります。 整った歯列になることで、明瞭な発音ができるようになります。 |
③虫歯、歯周病の予防 | 矯正治療は予防治療ともいえます。 お口の中が清掃しやすい環境になることで 虫歯や歯周病の予防につながり、いつまでも健康を保つとともに食べることの楽しみを持ち続けることができます。 |
④人生がより楽しく充実します | 歯並びがきれいになることの一番のメリットは自分に自信がもてること! そして、自信にあふれた笑顔は人生にハッピーを引き寄せてくれることまちがいなしです。 |
⑤かみ合わせがよくなることで運動能力がアップします | ここ一番の時に、人はぐっとかみしめて、力を発揮します。 機能的にも整った歯並びは運動能力を一層高めることができるのです。 |
矯正治療の流れ
初診相談 | 歯並びについて気になることがあったら、まずはお気軽に相談にいらしてください。 矯正治療の場合、初診からすぐに治療がスタートするということはありません。 あなたが歯並びについて気になっていることや矯正治療について不安や疑問に思っていることを何でも話してください。 あなたの歯並びに関する矯正治療についての大まかな流れや期間、費用について説明いたします。 初診のご相談には十分なお時間が必要ですので、お電話(06-6731-4584)又はメールにて必ずご予約をお願いいたします。 |
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検査・診断 | 初診相談をうけていただき、実際に当医院で治療をスタートする際には、次に検査を行います。 ここではあなたの顔や顎、口全体のレントゲン写真や歯型、写真を撮ります。 その資料を詳しく分析して診断し、あなたに最適な治療計画を立案します。 患者さんの希望をふまえたうえで、方針を決定し、治療に使う装置や矯正治療に伴う抜歯の有無および部位、治療期間、費用についても具体的に説明します。 |
治療 | 診断で決定した内容にもとづき、治療を開始します。 ただし、あなたのお口や歯の状態によっては治療時期を待ったり、虫歯や歯周病の治療を優先させる場合もあります。 装置がはいると平均して月に一度の来院となりますが、進度や装置によって来院間隔は異なってきます。 毎回治療内容については丁寧に説明いたします。 お子様がおひとりで来院なさるときにはご希望であればご自宅にお電話にて治療の内容についてお伝えいたします。 |
保定 | 治療が終了し、装置がはずれたら保定期間にはいります。 矯正治療は治療だけでなく、いかに長期間にわたって安定しているかがとても大切です。 そのために、主に就寝時にマウスピースなどの装置を使用していただき、後戻りを防ぎます。 保定期間は原則として2年としていますが、その間は約半年ごとに検診をいたします。 |
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。一般的には数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、治療期間が予想されたものより延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要です。それらによって治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯磨きが難しくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、 丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けることが大変重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。(三角のかげのようにみえることがあります。)
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開け閉めしにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初の治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形態修正や、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損したり、再製が必要になる可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置の使用を指示どおり行わないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、治療後の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 舌癖など態癖が続いていると、治療後にずれが起こる可能性があります。
⑱ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑲ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。