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取り外しの拡大装置が痛い時

2025.12.04

12月をむかえました。

街はすっかりクリスマスの雰囲気ですね。

年末に向けての楽しい予定の前に

学生さんの皆さんはあと少し期末テストがんばってください。

 

お子さまの患者さんの中には取り外しの「拡大装置」をお使いいただいている方がいらっしゃいます。将来永久歯を抜歯しないため、というよりは、日頃の姿勢などで狭くなっている歯列を修正することや、少し土台をしっかりさせてあげるような意味合いでの使用をお願いしています。

おおよそひと月ごとの来院とチェックですが、時折途中でお痛みが出てご連絡をいただくことがあります。

拡大装置が痛い時の原因は主に二つあります。

①装置が歯茎や粘膜にあたって痛む。

装置はネジを回していただくたびに少しづつ広がります。それによって一時的に粘膜にあたって口内炎の状態になってしまうことがあります。その場合はその部位を少し削って形をかえることで解消しますので、無理に続けることなくご来院ください。

②とてもきつく感じる痛み

ネジをまわした日から2,3日は少しきゅうくつな感じがあります。もしそれ以降もずっとつよい痛みが続くときはそれまでの拡大が順調にすすんでいない可能性があります。毎日の装着で装置がきちんと奥に入っていないことが続くとお口のサイズより装置の大きさが先行してしまって装着すると強い痛みが続きます。

そのような時、装置がきちんと入っているか確認していただくと、少し浮いたような状態になって装着されてるかもしれません。その場合はしっかり奥まで入るところまでネジを戻していただき、そこからはじめていただくとよいです。ネジを戻してもしっくりこないときは調整が必要ですので早めにご連絡ください。その時はいつ頃どれくらい戻したかを来院時にお知らせいただけると拡大量を把握できますので助かります。

 

 

毎日の取り外しについては患者様ご自身でしていただけるよう練習しますが、お家の方にも装置が奥までしっかり入っているかをご確認いただけるとありがたいです。

疲れて忘れそうになってしまう日もあると思います。そんな中もいつもがんばってくれていますね!お家の方もご協力ありがとうございます(^^

 

 

 

 

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